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悪質な広告に気をつけて

 

Webサイトをスマートフォンで閲覧していたら、下の画像のように、悪質な広告に出くわした。
Screenshot_gs3上の画像はGalaxy S IIIで開いた時のものなんだけど、機種ごとに「警告!ご使用の○○は、動作が遅くなっており。」という、拙い日本語の表示が切り替わるようになっている。

スマートフォンやパソコンに疎い人なら、騙されてOKボタンをクリックしてしまうだろうことを考えると、結構悪質な部類の広告だと僕は思う。

この手の広告には、「あなたのパソコンがウイルスに感染しています」みたいなことが書かれていて、Webページヘ誘導するというものもあるので、これらのような広告に出くわしたら、焦ることなく戻るポタンをタップしよう。

 

Nexus 7でスマホ用サイトを表示する

少し前まで「スマートフォンやタブレットの処理速度はこれ以上早くなる必要はない」なんて思ってたこともあったんだけど、時が経つにつれ、アプリはだんだんと重くなっていくし、WebサイトはJavascriptばっかりで表示に時間がかかるようになった。

Javascriptをオフにすると表示に不都合が出るサイトが結構あるんで、Webサイトの表示を軽くすることができなかったが、スマホ用のサイトを表示すれば、PCサイトよりもシンプルで軽い作りになっていることに気がついた。僕が常用しているNexus 7の位置づけはタブレットなので、スマホ用サイトをデフォルトで表示するのにはちょっとした工夫がいる。

使うのはXposedモジュールのApp Settings。以下はChromeの場合。要root。

chrome_sp_03

上の画像のように『画面サイズ(dp)』のところを、『デフォルト』から『480×854』に変更して保存するだけ。

chrome_sp_02

そうすると、上の日経電子版では通常、タブレット用のページが表示されるところが、下のように、スマートフォン用のページがデフォルトで表示されるようになる。
chrome_sp_01

Webサイトの判定基準によってはうまくスマホ用ページが表示されないところもあるが、大体のサイトではうまく機能した。

メリットは、先に書いたとおり、ページの表示速度が早くなることだけど、デメリットとしては、Chromeのレイアウトがスマホ用になるので、新規タブを開いたりタブを閉じたりする動作が不便になるということ。

どうしても不便だという時には、Apps Settingsの設定を元に戻すか、XposedモジュールのChromePieを利用するかをすればいいと思う。

若者の“物理”キーボード離れ

ケータイ・スマホ世代の人たちにとっては、パソコンのQWERTYキーボードよりもテンキー入力やフリック入力のほうが早く打てるという人たちが結構いるようで、記事のように、スマホでレポートを書き出してから、パソコンでで体裁を整えて提出するという人を、大学でも割とよく見かけたことがあった。
若者のキーボード離れ加速 レポート・卒論でフリック入力も│NEWSポストセブン

ただ、これを『若者のキーボード離れ』だと表現するのは、いささか語弊があるように思う。

なぜそう思うのかというと、スマートフォンの画面内に表示されているキーエリアを『ソフトウェアキーボード』と呼ぶからだ。(下の画像のした半分がそれ)ソフトウェアキーボード

 

テンキーでのフリック入力であろうとQWERTYキーで入力しようと、基本的に、キーボード入力していることにはかわりはないのだ。『若者のキーボード離れ』を正しく表現するなら『若者の“物理”キーボード離れ』が正確だろう。だから、若者のキーボード離れは起こっていない。音声入力が主流になってはじめて、キーボード離れを叫べばよい。

あと、記事の2ページ目に『かな入力そのものは今でも可能だが、スマホ世代の若者はローマ字入力しか使わない』と書かれているが、かな入力をしている人間なんて少数派ではないだろうか。僕は今、このエントリーを書くのにパソコンの物理キーボードでローマ字入力を利用しているし、『2008年にiPhoneが採用したことで広まったフリック入力だが、日本語入力にとって便利というガラパゴスな機能』なんて話をするなら、かな入力こそガラパゴスでしょうに。

ちなみに、QWERTYキーボードというのは、キーボードの「A」キーの左上にある「Q」から右へと順番にキーを押していくとQWERTYになる配列のやつを指している。タイプライターの時代に入力速度を遅くするために開発されたらしい……と、書いてからググってみたら、どうもデマらしいということがわかった。危うくデマを拡散させるところだったよ。
タイプライターを巡るデマと19世紀末のメディア産業 | Base Views

スマホでの出会う子供は、たしかに1.5倍に増加している

 

新しい製品やサービスが登場すしてそれが盛り上がってくると、いつものように、何かしらの犯罪と結びつけて『これはこんなにも危険』だなんて意見が増えてくる。

今日見つけた記事では、児童ポルノ事件の被害者が加害者と出会った手段として、スマートフォンを利用したものが前年と比べて5割も増加したというもの……なんだけど、時事通信の記事にある画像(下に貼り付けた)を見てみればわかるように、全体の被害者数に大きな変動はない。
時事ドットコム:スマホで出会い1.5倍=児童ポルノ被害の子ども-上半期最悪・警察庁
sp_deaiスマートフォンを利用した出会いが増加したのは、従来型の携帯電話(フィーチャーフォン)からスマートフォンへの乗り換えが進んだことが原因だと考えられる。

出会いの手段としてのスマートフォンは85件→126件へと1.5倍に増加しているものの、携帯電話は76件→21件と、3分の1以下に減少している。携帯電話とスマートフォンの合計は161件→147件で、あまり変わっていない。

 

今回紹介した記事では、スマートフォンの危険性をアピールする内容ではないものの、記事の内容を見ないでタイトルだけで判断してしまう人は、スマートフォンがフィーチャーフォンよりもリスクの高いものだと誤解してしまうおそれがある。記事の閲覧数を増やすためにわかりやすいタイトルを付けたくなるのは理解できるが、タイトルだけで内容もわかるような工夫をしてほしいと思う。

 

 

追記:リンクを貼り忘れていたので追加

スマホが使える飛行機と使えない電車

電車に乗ったことのある人はしつこいほどに耳にしているであろう「優先席付近では携帯電話の電源をお切りください」という車内アナウンス。その根拠となっていたのが、「携帯電話から発せられる電磁波がペースメーカのご動作を引き起こす」というものだったが、総務省が2010年に、第3世代の携帯電話においては問題ないという発表をした。
総務省|携帯電話端末による心臓ペースメーカ等の植込み型医療機器への影響に関する調査結果

……という事実を知らない人は未だに結構いるみたいで、僕も一度、老人に絡まれた経験がある。

実際に絡まれてみるとわかると思うが、こういう類の人たちにはあまり理論が通じないところがある。ペースメーカーへの問題はないという根拠をいくら示しても、相手は「窓に貼ってある注意書きが読めないのか」とか「マナーだから」だというセリフでねじ伏せようとする。

今年の7月から開催では、優先席付近での使用制限が混雑時を覗いて解除されたそうなので、問答無用の電源OFFルールを設けいているのは関東地方のみとなっているようだ。JR東日本や東京メトロは、客の不安に対処するため、携帯電話の電源OFFを継続するそうだが、これはおそらく、理論の通じないクレーマへの対処が面倒だからなんだろうと僕は考えている。
「電車内携帯オフ」日本独自のルール、関東は継続 「電波は危険」と誤解、ペースメーカー使用者に不安も (1/3) – ITmedia ニュース

僕が車内で老人に絡まれた時は結局、根負けしてスマートフォンをかばんにしまってしまった。JR東日本や東京メトロも僕と同様、そういう人たちの相手をしたくないから、電源OFFルールを継続しているのではないだろうか。

数件のクレームからフォアグラ弁当の発売を中止したコンビニチェーンもそうだけど、とにかく日本企業はクレームにビビりすぎだと思う。少数が大きな声で叫ぶ「不安」を解消するためではなく、大多数のおとなしい携帯電話ユーザーの権利を守るような方針転換を、鉄道会社に期待したい。

航空機は今日から制限はあるものの、離着陸時にもスマートフォンやゲーム機を使用できるようになったっていうのに、関東の鉄道会社は……
本日から離着陸時もスマホ使えます 電子機器を規制緩和 – MSN産経ニュース

夜9時以降のスマホ・ケータイ禁止令に絶望した

今日はこのニュースに絶望した!

夜9時から家でスマホ・携帯禁止 愛知・刈谷、全小中学校が対象 – 47NEWS(よんななニュース)
 愛知県刈谷市にある全21校の小中学校が保護者と連携し、児童生徒に午後9時以降、スマートフォンや携帯電話を使わせない試みを4月から始める。無料通信アプリLINE(ライン)などを使ったトラブルやいじめ、生活習慣の乱れを回避するための措置という。

携帯電話やスマートフォンの使用を制限するのは、生活習慣の乱れやいじめを防止することを目的としているらしいけど、こんな簡単なことで本当にいじめがなくなったり規則正しい生活が送れるようになるだろうか。この午後9時以降における「ケータイ・スマホ禁止」の試みが成功するかどうかをここで占ってみたいので、携帯電話の登場以前のいじめ件数と生徒の生活習慣は規則的だったのかを少し見ていこうと思う。

 

まず、携帯電話がいつ頃から普及していったのかを見てみる。

携帯電話普及率の推移

 

図録▽携帯電話の普及率の推移」より

「携帯電話・PHS②(単身世帯を含む)」のグラフは1995年からぐっと伸びて、2000年ごろから伸びが鈍化している。ってことでここでは、携帯電話の普及時期は1995年から2000年ごろとする。

んで次に、統計データ – ストップいじめ!ナビでいじめ認知件数の推移を示した文部科学省のデータが確認できる。認知件数が増減している箇所が所々に見られるが、これは文科省が「いじめの定義」を変更したことや、学校がいじめ調査に力を入れたことなどが理由なので、正確な評価はできない。が、いじめは「昔から一定割合で常に存在している」という見方でいいんじゃないかと思う。

 

 

そして最後に、生活習慣の推移を見てみようと思うけど、生活習慣なんて漠然としたものだと比較しようがないので、今回は「睡眠時間」の推移だけをを確認する。

睡眠・食事・身の回りの用意の生活時間推移

 

図録▽睡眠・食事・身の回りの用事の生活時間」より

いじめ認知件数の推移とは違って、睡眠時間の推移はすごくわかりやすい! 携帯電話が普及していった1995年から2000年頃に限らず、1976年から一貫して睡眠時間の減少が続いている。つまり、睡眠時間に関していえば、携帯電話やスマートフォンを禁止にしたところで同行できる問題ではない。

 

これらのことから僕は、夜9時以降の携帯電話・スマートフォンの使用禁止で、いじめや生活習慣の改善に対して、たいした効果を発揮できないだろうと考える。

 

ここ数年で一気に普及したスマートフォンは負の側面ばかりに気をとられがちだが、僕は、スマホをたくさんのメリットを持った便利な道具だと思っている。わからないことがあったらすぐにインターネットで検索することで知識を増やすことができるし、宿題でつまずいてしまったらSNSを介して友達と協力し合うことだってできる。

成長著しい小中学校時代の子供たちに、こんな便利な道具の使用を制限させるなんてものすごくもったいないと思うのは僕だけじゃないはずだ。道具の使い方を教えることこそが、学校の役割だと僕は思う。

 

例えば報道などでいじめ問題が注目されると、例年以上にアンケートなどに力を注ぐ学校が出てくるため、「報道で盛り上がった年は、いじめの認知件数が増える」ということになります。「いじめが増えたから、報道が増えた」というわけではないことに、注意してください。

年収が上がると視力が低下してスマホの画面が大きくなる

タイムカレントによるインターネットを利用した調査では、スマートフォンの画面サイズと年収に相関があるということが分かったらしい。具体的には、年収501万円以上のグループではそれ以下の年収のグループと比較して、Glaxy Noteのように画面の大きなスマートフォンの使用割合が多くなるようだ。
スマホサイズと年収に相関関係はあるの? – Business Media 誠

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このうち4.0インチ以下のスマートフォンの割合が少なくなっていることは、年収によってそれなりの説明ができる。

日本で出回っているスマートフォンのうち、画面サイズが4.0インチ以下のもののほとんどはiPhoneだ。そのiPhoneはそれ以外のスマートフォンと違い、一番下のグレードのモデルは実質価格0円で販売されているので、iPhone以外のスマートフォンを選んで購入する人の年収が比較的高くなることは、ある程度納得してもらえると思う。

では、iPhone以外の理由は何だろうか。

 

僕は年収とスマホの画面サイズの相関には、実は「視力」が大きく関わっているだろうと考える。

一般的に人は歳を重ねていくと、水晶体の調節能力が衰えていき、ものにピントを合わせづらくなる現象に悩まされるようになっていく。そんな「老眼」を抱える人達にとっては、より画面の大きなスマートフォンが魅力的なものになるだろうと考えられる。つまり、年齢が上がると使用するスマートフォンの画面サイズが大きくなる。

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今日から始める「老眼ケア&最新治療」――40代は老眼の進行期?! 日経トレンディネット」より

そして、年齢・年代・世代別 年収データ|年収ガイドで公開されている「(平成23年)年齢・年代・世代別の平均年収推移グラフ(男女別)」を見ると、年齢が上がるに従って年収も上がる傾向にあることがわかる。

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これで、視力とスマホの画面サイズの関係と、年収とが結び付いた。
年齢が上がるに従って視力が低下していく傾向があり、それに伴って画面の大きなスマートフォンが好まれる。また、年齢は年収とも相関があるので、結果的に、年収とスマホの画面サイズに相関が見られる。

 

以上のことから、スマートフォンの画面サイズと年収とのあいだに相関がみられるのは

  1. 画面の小さなiPhoneはほかのスマートフォンよりもやすい
  2. 老眼には大画面スマホが見やすい

という2点が理由ではないか……というのが僕の考え。

ジャパネットたかたのテレビショッピングでは、社長が「年を取ると画面の大きなタブレットがいい」と言っているので、「高年収 = 高年齢 = 老眼 = 大画面スマホを使用」というのは、結構当たってると思うな。

Chrome Beta

Androidで広告ブロックが効かないと思ったらサーバー経由の「データ圧縮」を見直すべし

 

僕がAndroidのroot権限を取得する理由はいくつかあるんだけど、そのうちの1つはAdAwayやAdBlockなどのアプリで「広告ブロック」が利用できるからだったりする。これらの広告ブロックアプリは現在Google Play ストアから削除されているのだが、オープンソース専門のアプリストア「F-Droid」からダウンロードできる。それ専用のアプリを利用するやり方もあるらしいけど、僕は面倒なので直接ここへアクセスしてAdAwayのapkファイルをダウンロード・インストールしている。

そんな感じでいつも便利に使わせてもらっていたんだけど、ここ最近、なぜか広告がブロックされなくなっていた。AdAwayに問題があるのだと思って設定を見直したりしてもいっこうに解消されない。「なんか変だなー」と思いつつも1週間くらいそのまま使い続けていたところ、「どうもChrome Betaを使っているときにだけ広告がブロックされていない」ということに気がついた。ってことでChrome Betaの設定を確認してみるとすぐに原因が判明。

Chrome Betaの設定から「帯域幅の管理」→「データ使用料を節約」をオンにしていたことが原因。これをオフに切り替えることで問題が解消された。
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環境にもよるんだろうけど、僕の場合はデータの圧縮をオンにした場合のほうが通常時よりもページ表示速度が遅くなってしまった。おそらくデータ圧縮を使用することで広告がブロックされないため、無駄な通信が増加するのだろうと思う。サーバーを経由したデータの圧縮の効果には個人差がありそうなので、自分で効果の程度を確認してから使うようにした方がいいのかもしれない。