少し前まで「スマートフォンやタブレットの処理速度はこれ以上早くなる必要はない」なんて思ってたこともあったんだけど、時が経つにつれ、アプリはだんだんと重くなっていくし、WebサイトはJavascriptばっかりで表示に時間がかかるようになった。
Javascriptをオフにすると表示に不都合が出るサイトが結構あるんで、Webサイトの表示を軽くすることができなかったが、スマホ用のサイトを表示すれば、PCサイトよりもシンプルで軽い作りになっていることに気がついた。僕が常用しているNexus 7の位置づけはタブレットなので、スマホ用サイトをデフォルトで表示するのにはちょっとした工夫がいる。
使うのはXposedモジュールのApp Settings。以下はChromeの場合。要root。

上の画像のように『画面サイズ(dp)』のところを、『デフォルト』から『480×854』に変更して保存するだけ。

そうすると、上の日経電子版では通常、タブレット用のページが表示されるところが、下のように、スマートフォン用のページがデフォルトで表示されるようになる。

Webサイトの判定基準によってはうまくスマホ用ページが表示されないところもあるが、大体のサイトではうまく機能した。
メリットは、先に書いたとおり、ページの表示速度が早くなることだけど、デメリットとしては、Chromeのレイアウトがスマホ用になるので、新規タブを開いたりタブを閉じたりする動作が不便になるということ。
どうしても不便だという時には、Apps Settingsの設定を元に戻すか、XposedモジュールのChromePieを利用するかをすればいいと思う。
http://total-idea-plan.com/blog/10281Nexus 7でスマホ用サイトを表示する