僕がたまに読む本といったらはだいたいITや経済のジャンルであることが多いのだけど、たまには小説にでも手を出してみようと、今日は近所にある古本屋のブックオフへ出かけた。今までに読んだ小説は夏目漱石の『坊ちゃん』と『こころ』の2冊だけだったので、今日105円で買ってきた劇団ひとり『陰日向に咲く』は人生で3冊目の小説になる。以前からタイトルのセンスが良いと思い気になっていたこの『陰日向に咲く』だが、今日書こうと思っているブログはこの本に関してではなく、先日AKB48 32ndシングル選抜総選挙が行われたあの国民的アイドルAKB48についてだ。
知ってのとおりブックオフで取り扱っているのは古本だけではない。CDやDVD・ゲームまで幅広く取り扱っている。そのブックオフに本を買うついでに僕は前々から、CRぱちんこAKB48に使われている楽曲「涙に沈む太陽」がほしいと思っていたので、もしお店においてあれば一緒に買ってしまおうとCDコーナーに立ち寄った。結局お目当てのCDはなかったのだが、陳列されているAKB48関連CDを見ていてあることに気がついた。
AKB48の姉妹ユニットが同じコーナーにある!
姉妹プロジェクト
2008年夏には、名古屋市・栄を拠点とする姉妹ユニット「SKE48」が、2009年夏には、AKB48劇場を本拠地とする第二のグループとして20歳以上のメンバーのみを集めた姉妹ユニット「SDN48」(2012年3月に当時の所属メンバー全員が卒業)が、2010年秋には、大阪市・難波を拠点とする姉妹ユニット「NMB48」が、2011年秋には福岡市を拠点とする姉妹ユニット「HKT48」がそれぞれ誕生している。なお、その他の都市でグループを作ることも構想段階として発表されており、その中で秋元康は札幌市に新たな姉妹ユニットを作ることを示唆している[92](しかし2013年1月現在、関東以北への具体的進出はない)。また、日本国外でも2011年にインドネシア・ジャカルタに「JKT48」、2012年には中国・上海に「SNH48」[93]が誕生。さらに台湾・台北に「TPE48」[94]を結成することが発表されている。
Wikipedia より
Wikipediaを見てみるとAKB48の姉妹プロジェクトはいくつかあるようだが、そのうち国内で活動している(いた)のは以下の4グループらしい。
- SKE48 (SaKaE: 名古屋市中区栄)
- SDN48 (SaturDay Night: 毎週土曜公演)
- NMB48 (NaMBa: 大阪市中央区難波)
- HKT48 (HaKaTa: 福岡・博多)
さて、SKE48や、過去の彼氏騒動から博多に左遷されるも見事総選挙1位に輝いた指原莉乃所属のSKE48などは、ただ地域名をもじってアルファベットに変換したただけにのように見えるが、すぐにこれらAKB48を含むすべては「エ」ではじまることに気がつくだろう(といっても僕は今日まで気がつかなかった)。
- AKB48: エー・ケー・ビー
- SKE48: エス・ケー・イー
- SDN48: エス・ディー・エヌ
- NMB48: エヌ・エム・ビー
- HKT48: エイチ・ケー・ティー
CDコーナーでは邦楽アーティストは基本的にアルファベット順ではなく五十音順に並べられる。AKB48やその姉妹ユニットはアルファベットの並びこそばらばらだが、五十音で整理するとすべてのユニットが「エ」ではじまるため、店頭で陳列されたときにCDをほとんど一カ所に集中させることができるのだ。
さすがは秋元康!
店頭での陳列を考慮してユニット名を考慮していたなんて!(世間では当たり前なのかもしれないけど)。こういうことにまで気を回して一所懸命商売をしているからこそ、国民的アイドルにまで上り詰めることができたのかもしれない。秋元氏のビジネスセンスにはただただ脱帽させられる。
今日はそんな驚きをブックオフで体験できてちょっとおもしろかった。
http://total-idea-plan.com/blog/9745すべてが「エ」ではじまるAKB48姉妹ユニットの販売戦略