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一般大衆薬のネット販売解禁に賛成! アベノミクス万歳!

政府がやっと大衆薬のインターネット販売解禁の方針を固めた。1月の最高裁判決では厚労省の省令に対し違法とされていたので当然の流れといえるだろう。

薬ネット販売解禁へ 大衆薬、原則全て対象  :日本経済新聞 http://www.nikkei.com/article/DGXNASGC04008_U3A600C1MM0000/

 政府は4日、一般用医薬品(大衆薬)のインターネット販売を解禁する方針を固めた。原則すべての大衆薬を対象とする。安全性にも配慮し、医療用医薬品から大衆薬に転用して間もない薬に限り、副作用などの危険性を検証し、一定期間、販売対象から外す例外措置も検討する。月内にまとめる成長戦略の目玉政策として盛り込む方針で、最終とりまとめを急いでいる。

一般医薬品のインターネット販売反対派として思い浮かぶのは、チェーンドラッグストア協会や日本薬剤師会、それから消費者団体や薬害被害者団体などだろうか。

このうちチェーンドラッグストア協会と日本薬剤師会が反対する理由はおおよそ見当がつく。
インターネット販売が自由に行われるようになるとドラッグストアのように店頭販売を行う業者の売り上げは減少する可能性があるし、また、対面販売を行う薬剤師はネット販売では需要が減ってしまうことが推測できる。自分らの仕事を守るためにも「消費者の安全」を謳いネット販売に反対しているのだろう。

そして薬害被害者団体が反対したがる気持ちもわかる。
薬害に苦しむ人たちを減らしてゆくために、いやな言い方をすれば「己の正義のため」に反対しているのだろう。

ところが消費者団体が反対する理由がいまいちわからない。
「消費者のため」を思うなら、購入の選択肢を制限するインターネット販売の規制には基本的に反対するのが筋なのではないか。それなのになぜか「安全のため」と規制に賛成(ネット販売に反対)している。

でははたして、インターネットで薬を購入数ことは対面販売を通して購入するよりも危険なのだろうか。

僕は近所にあるドラッグストアに買い物によく行く。
そのドラッグストアではもちろん薬を購入することもあるのだが、このとき「どういう副作用リスクがある」といった説明を受けたことがない。ほかの店舗でも同じだ。

医薬品のインターネット販売に反対する人らの言い分は基本的に「危険性の説明が対面販売と違ってできないため危険」というものだというのが僕の認識だが、そもそも僕はその安全だとしている対面販売においてさえ薬の危険性を説明された経験がない。その経験から言わせてもらえば、対面販売だろうとインターネット販売だろうと購入する商品が同じものであれば危険性はまったく変わるはずがないのだ。それどころか、インターネット販売であれば、店頭販売と違い、時間や字数制限のない世界なので、好きな時間・好きなだけ薬の注意書きを読むことができるし、購入者の意見・書き込みを参考にすることができる。そういったことを考慮すれば、むしろインターネットのほうが安全であることもあり得る。

先述の通り、消費者が購入法方法を選択する権利を奪うネット販売の規制に、僕は反対している。インターネットを通じて医薬品を購入することに抵抗がなければ、自分の判断で購入すればよいし、反対に、ネットが危険で対面販売のほうが安全だと思うなら今まで通り店頭で好きなだけ薬剤師の説明を受けて購入すればよい。
政府の医薬品ネット販売解禁の方針は歓迎すべきものだ。