ミニスカートの着用を禁止すれば痴漢行為を抑制できるのか

先月29日に気象庁が関東地方の梅雨入りを宣言したのにもかかわらず、暑いくらい天気の良い日が続いている。こう暖かい日が増えてくるとなぜか増えてくるのが迷惑な変質者だ。強制わいせつ認知件数No.1の大阪では、痴漢の摘発件数は例年、5月ごろから増え始めて7月にピークを迎え、秋に一旦減少するという。

暖かくなってくると変質者が活発にって痴漢が増えるのか、それとも暖かくなってくると薄着になる女性の肌の露出が増えて変質者が劣情を催す痴漢が増えるのか。中国北京では後者の理由から、痴漢対策のため女性にミニスカートを穿かないよう呼びかけているらしいが実際に効果はあるのだろうか。
北京が痴漢対策でミニスカ禁止令 | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

ミニスカートを着用した女性の代表といえばやはり女子高校生だろう。警察庁 痴漢防止に係る研究会のまとめた「電車内の痴漢撲滅に向けた取り組みに関する報告書」をみると、電車内における痴漢被害者のうち36.1%は女子高生だ。全体に占める割合としては今の日本が少子化であることを考慮するとそれなりに高いと言える。この高い割合の理由としてはそもそも「若い女性だから」ということもあるだろうが、「ミニスカートを穿いている割合が高いから」という理由も考えられる。ミニスカートを穿いている割合の高い女子高生は、ほかの女性に比べて肌の露出度が高い。女子高生らの痴漢被害割合が高いのは肌の露出が高いからだと考えると、北京が痴漢対策としてミニスカートを着用しないよう呼びかけるのは案外、理にかなっているのかもしれない。

ところで痴漢以外のの犯罪行為はどうなっているだろうか。アメリカのニューヨーク市長は「気温が上がると犯罪発生率も上がる」とコメントをしている。
CNN.co.jp : 気温が上がると犯罪増加? 米ニューヨーク市
気温が上がると外出する人が増え人々の接触が増えるとそれに伴って犯罪数も増加する。これは痴漢行為にも当てはまるだろう。痴漢が気温の上昇に伴い増加するのは女性の肌の露出が増えるからという理由だけではなく、暖かくなり変質者を含む人々がが外出しやすい環境になり接触機会が増えたからであると考えられる。「暖かくなってくると変質者が活発にって痴漢が増える」というのは案外、的を射ていたようだ。

さて、「暖かくなると変質者が増える」ということについてここまで書いてきたが、僕はどちらの要因もそれなりに説得力を持つものだと感じた。

これからの季節はだんだんと暖かくなってゆくので外出の機会も増えるだろう。そうなれば、変質者と遭遇する危険性も増加するので、女性は自己防衛のために何かしらの対策を講じる必要性がでてくる。その対策の1つとして「肌の露出を控える」ことは有効かもしれない。外出する際に泥棒に入られないように家の鍵を閉めるのと同様、痴漢からの自己防衛のために短いスカートやショートパンツの着用を控えるのは選択肢の1つとしてはアリだろう。
もちろん、家の鍵を閉めずに外出するのは個人の自由だしミニスカートを穿きかわいい格好をすることも当然個人の自由だ。だが、そのときのリスクとリターンとの兼ね合いは個人個人で判断するしかない。

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