最近は、Webサイトの閲覧をパソコンではなく、スマートフォンやを使用しているという人が多数いると思う。僕は未だに初代のNexus 7を使用しているのだけど、一つ不満に思うのは、標準ブラウザであるChromeで、スマホ用サイトの表示を選べないことだ。
Chromeには「PCサイトを見る」という設定項目があるので、スマホ用ページが表示されている時には、手動でPC用のページを表示させることができるが、その逆はできない。スマートフォンを使用しているのならスマホ用ページに手動で切り替える必要はないのだが、タブレットだと、特にNexus 7のように半端な大きさのタブレットだと必要に感じることがある。PCサイトは広告を大量に表示するために、ページが重くなっているサイトが多いので、タブレットでもモバイルサイトでブラウジングしたいのだ。
User Agentを偽装することができるブラウザを使えば問題は解決するのだが、それでも僕はChromeが使いたい。ChromeでUAを偽装できるようにXposedモジュールのApp Settingsを使ったりしていたのだが、このあいだ、Play ストアで「Chrome UA」と検索してみたら、それれらしきアプリがヒットしたので使ってみた。
そのアプリは「Chrome User Agent Switcher」。Root権限が必要。
アプリを起動すると、使い方が英語で表示されるけど、読まなくてもわかると思う。
偽装するUAを選択して、右上にある「>」を押せばおしまい。
ご覧のとおり、Amazonを開いてみると、ちゃんとモバイルサイトが表示された。
App Settingsと違って、Chrome自体のインターフェースはタブレットのままので、使い勝手は変わらない。PCページを表示したければ、右上の設定ボタンから「PCページを見る」をタップすればOK。
こんな簡単にできることを、なぜ今まで気が付かなかったのか…… アプリ製作者様に感謝。
追記:上のアプリがストアから消えてたんで、今はこっちのアプリを使ってる。
アプリを開いて、iPhoneを選択すればOK。